摩耗が多いコンクリートのガレージ。年月が経つうちに、削れてザラザラしていませんか?
劣化が進むとますます汚れやすくなっていきます。コンクリートが傷む前に専用の塗料を塗ってメンテナンスしましょう。
目次
ガレージ床の塗装で用意するもの
塗料と塗装用具
- 水性コンクリート床用FT
- 水性下塗剤
- 防滑材
- ハケ
- ローラーバケ
- バケット(または受け皿)
- マスキングテープ・養生テープ
- 継ぎ柄(あると便利)
道具
- ホウキ、デッキブラシなど
- ワイヤーブラシ
- ラスターバケ
基本のアイテム
- 手袋
- ウエス
- かくはん棒
ガレージ床の塗装手順
STEP1 清掃
ほうきやラスターバケでホコリを除去します。
またデッキブラシを使って水洗いし、ゴミ、砂、苔等を除去しておきましょう。
清掃作業・水洗いは塗装する前日までに行い、乾燥させておきましょう。
STEP2 研磨
古くなったコンクリート床面は、表面がもろくなっていますのでワイヤーブラシを使って表面を研磨して落とします。
STEP3 養生
塗料のはみ出しを防ぐために養生テープを貼りましょう。塀との際や、排水口のふたなど塗っては困るところをしっかりと養生します。
STEP4 下塗りの塗装
上塗りの塗料に適した下塗剤を塗装します。
下塗剤を使用する理由は・・・
1,下地を固める
2,上塗り塗料の付着性を高める
3,上塗り塗料の吸い込みを止める
4,塗膜の耐久性を高める
ローラー選びのワンポイント
床面のように広い面積を塗装する場合は、塗り面積が多いレギュラーローラーを選んだ方が効率的です。
塗装床面を滑りにくくするには
塗装した床面は、状況によりすべりやすくなってしまうことがあります。そういった場合には塗料に防滑材を混ぜて、防滑仕様にして塗装すると良いでしょう。
防滑材は床面をすべりにくくするケイ砂材です。
塗料の容量により、使用する防滑材の量が変わってきますので、表示を良く確認してください。塗料をヘラなどでかき混ぜながら防滑材を徐々に入れます。満遍なく行き渡るように底の方からよく混ぜましょう。また防滑材は下に沈みやすいので、塗装中も良くかき混ぜながら塗装しましょう。
*参考:アトムハウスペイント各種床用塗料と防滑材の量
STEP4 上塗りの塗装
初めにローラーバケでは塗りにくい隅からハケで塗っていきます。最後に広い面をローラーバケで塗ります。
1回目乾燥後、同様に2回目を塗装します。
ワンポイント
・広い面は継ぎ柄を使うと効率よく広範囲が塗れます。
・2回目の塗装が乾く前に養生をはがしましょう。
完成
BEFOR AFTER
重量物の使用は24時間以上開けてください。