会員様限定で全品5%OFF!!会員登録はこちらから

会社の駐車場の白線の引き直し。駐車台数が多い会社さんなどは業者さんに頼もうか、自分たちで塗装しようかとお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。業者さんに頼む場合単価は?自分たちで塗装する場合、どんな塗料が必要?道具は?やり方は?とわからいことが多いですよね。

今回社員のみなさんがDIYで施工をされるという会社さんがいらっしゃったので、お邪魔させていただき手順などを拝見させていただきました。

駐車場のライン塗装 STEP0~どんな現場?

 

お邪魔した駐車場は全部で35台分。写真のように、ほとんど白線が見えず、特に雨の日などは従業員さんがどこに車を停めたらよいかわからない状態でお困りの様でした。

駐車場のライン塗装 STEP1~みんなで清掃

まずは皆さんで手分けして清掃作業から。ゴミはもちろんですが、かなり路面が劣化していたため砂利が多く、ほうきを使ってしっかり取り除いていました。

駐車場のライン塗装 STEP2~みんなでマスキング

次に既存ラインに沿ってマスキング作業です。今回はかなりラインが消えてしまっているので、チョークラインで墨だしをしてからガムテープを使ってマスキングをしました。

  

駐車場のライン塗装 STEP3~塗料と道具の準備

今回使用したもの

塗料:アトムハウスペイント 水性ハードライン 16kg3缶、8kg1缶

道具:大塚刷毛製造 道路ライン用ローラーセット、大塚刷毛製造 ローラーハンドル6インチ

大塚刷毛製造 レギュラーローラースペアB21 6インチ

ヨトリヤマ ローラーバケットSセット、ガムテープ

塗料の攪拌

塗料を準備します。今回はアトムハウスペイント・水性ハードライン(白)を使用しました。まず缶を逆さまにし良く振ります。その後天面を皮スキでカットし大きく開け、棒で良くかき混ぜます。しっかり撹拌しないと塗料の性能が発揮されません。

 

    製品のご購入はこちら→水性ハードライン    

使用する塗料の量

実際に塗装する面積(ラインの幅X長さ)を塗料の缶に表示されている塗装可能面積から計算して使用する塗料の量を割り出して準備をしますが、実際に塗装してみると足らなくなってしまうことがあります。これはアスファルトの状態によって余計に塗料を消費してしまうためです。

  

写真の左側のようにアスファルト路面が凸凹で荒く、ひび割れた状態の場合、凹の部分やひび割れの中に塗料が入れなければならず余計に塗料を消費してしまいます。右側の状態と比べて一目瞭然ですね。

ですので施工する場所の状態を良く確認してから塗料を準備すると良いでしょう。

ライン塗装のローラーについて

駐車場のラインの幅は約15㎝が一般的。ラインの幅に合わせてローラーをチョイスすると作業が楽になります。またかがんで作業すると疲れてしまうので、継ぎ柄を使うと良いでしょう。今回は道路線引き専用のローラーとレギュラーローラー6インチに継ぎ柄を付けて使用しました。

駐車場のライン塗装 STEP4~みんなで塗装作業

ここまでくればあとはガムテープからはみ出さないように、みんなで楽しく塗装しました。

今回使用したアトムハウスペイント・水性ハードラインは2回塗り仕様となっている為、1回目を乾燥させてから2回目を塗装しました。

ここで一つアドバイス

床面の塗装で特に路面があれていた場合は余計に作業時に塗料がはねます。自分では注意をしていても、作業が終わって良く見ると塗料で汚れていたということがありますね。床面だけではなく、塗装作業をするときは汚れても良い格好で行いましょう。

駐車場のライン塗装 完成!

 

ラインがはっきり見えますね。これで従業員さんの駐車も安心して行えるのではないでしょうか?後日雨の日でもラインが良く見えて安心とのお話も聞かせていただきました。

駐車場のライン塗装 かかるコストはどれくらい?

今回お邪魔した会社様の駐車場は全部で35台分。ラインのメーター数で約300mでした。今回使用した塗料は路面がかなり荒れていたため16㎏3缶+8kg1缶と多めに使用しましたが、金額にして道具を入れても約80,000円のコストで仕上げることができました。仮にこれを専門業者におねがいすると約600,000円程。その差は520,000円。かなり差が出ますね。

まとめ

いかがでしたか?手順はそれほど難しくなく、自分たちでも塗装ができそうですね。塗装前後の数日天気が良い日を選んでチャレンジしてみて下さい。↓動画もご参考に