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 第2のリビングとしても活躍するウッドデッキ。お休みの日に家中デイキャンプなどを楽しまれる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時に、あれ?なんか色褪せてきている?痛んできたかな?など気になる所が出てきていませんか?

 ウッドデッキやラティスなど 屋外の木製品は放っておくと紫外線や雨により 傷んだり腐ったりし、次第に劣化してしまいます。そこで木が傷む前に保護効果のある屋外木部保護塗料で しっかりメンテナンスしていきましょう。今回はDIYでできるウッドデッキの塗装メンテナンスの方法をご紹介いたします。

教えてくれる人

塗料メーカーアトムハウスペイント社員 「Kawakami
元溶接工からDIYSHOPの店長を経て、現在メーカー勤務2年目の社員
独学でやってはいるけど、実際この使い方ってどうなの?や
メーカー目線の基礎知識を知りたいDIYerの方に向けて
私の経験談も交えながら、“モノづくりの楽しさ“と“塗料の知識”を
共有していくBLOGです

紫外線や雨にさらされ傷む前にメンテンナンスを!

塗装が色褪せところどころ下地が見えてきた、日が当たらない箇所にコケが生えてきたが塗装メンテナンスのサイン。下地が見えてきてしまったり、コケが生えてきてしまうと、ひび割れの原因となり、木材自体が雨などの水分を吸ってしまい、痛みが進行する原因となります。これらのサインが出てきたら、早めにメンテナンスしましょう。

 

ウッドデッキにおすすめの塗料

ウッドデッキに使用する塗料は、木材の防腐効果のある薬剤が配合されており、なおかつ紫外線に強いステインタイプの屋外木部保護塗料がおすすめです。ステインタイプの塗料は、木目を活かした仕上りになり、人気のある塗料です。

*ただし既に塗られている塗料がペイントタイプ(木目も隠れて、塗膜を形成している塗料)の場合は、ステインタイプの塗料はお使いいただけませんので、注意が必要です。

アトムハウスペイント・ウッドエバープロテクトは、耐久性の高いシリコン樹脂を使用し、加えて、紫外線劣化防止剤(HALS)紫外線吸収剤のWパワーで色褪せ防止、木材を紫外線からガードします。また木目を活かしながら着色力、下地を覆い隠す力が強いので、ウッドデッキのメンテナンスには力を発揮します。しかも豊富なカラーバリエーション。

 

 

ウッドデッキ塗装に必要な道具

塗装用具

  • ハケ
  • コテバケ
  • バケットまたは塗り皿
  • かくはん棒
  • あると便利・・・ベンダー

下地処理で使用するもの

  • ワイヤーブラシ
  • サンドペーパー(#240〜#320程度)
  • サンディングブロック
  • デッキブラシ
  • あると便利・・・オービタルサンダー

養生で使用するもの

  • マスカー
  • マスキングテープ
  • ブルーシートやポリシーと、新聞紙など

その他のアイテム

  • マイナスドライバー(缶を開ける時に使用)
  • ウエス

ウッドデッキ塗装の手順

1.下地処理

清掃

泥や苔などの汚れがある場合は、水洗いをして出来るだけ取り除きます。水洗いした後は、充分に乾燥させてください。

下地研磨

全体を#240〜320程度のサンドペーパーを使って研磨していきましょう。表面を、木目に沿って研磨する事が基本です。
平らな面の場合にはサンディングブロックに磨いて使うと削りやすくなります。

ワンポイント

サンドペーパーがけは、力を入れすぎるとキズがつきやすく、均等な仕上がりになりにくいので、「削る」というよりは「整える」という感覚で行ってください。
また、平らな面の場合にはサンディングブロックを便利です。表面が激しく劣化している場合は、予めワイヤーブラシや目の粗い#180程度のサンドペーパーで削りとりましょう。

広い面積のウッドデッキには電動工具の【オービタルサンダー】があると大変便利です。楽に下地処理ができ、タイムパフォーマンスも上がります。

サンドペーパーがけして出た粉は雑巾やウエスで充分に拭き取りましょう。粉が取りきれないないとザラつきのある仕上がりとなってしまいます。

2.養生

塗料がはみださないようマスキングテープやマスカーで養生をします。また、木部保護着色塗料は、木部にしみ込ませるタイプのため、マスキングテープの端からにじみやすいので際をしっかり貼りましょう。

 

床面には、ポリシートやブルーシート等を敷き保護すると塗装時の汚れが防げます。

3.塗装

塗る順番を決めましょう

デッキを塗る順番を決めましょう。ウッドデッキにフェンスが付いている場合、まずフェンス部分から塗っていき、フェンスを両面塗り終えたら床面を塗ります。
塗装後の逃げ道を確保するため奥から手前(出口)に向かって仕上げていきます。

塗装を始める前に・・・

塗装当日前後、天気の良い日が続く日を選んで塗装しましょう。水分を吸った木に塗装してしまったり、乾燥中に雨が降ったりすると、剥がれの原因になり、仕上りが悪くなってしまいます。

フタを開ける前に容器をよく振り、フタを開けてからもかくはん棒などで底に固まりがなくなるまで充分にかき混ぜてください。ステインタイプの塗料は特に顔料が下に沈殿していることがあります。攪拌しないまま塗り始めると、塗装の始めと終わりで色が変わってしまうなんてことがありますので注意しましょう。

フェンス部の塗装

格子の側面から先に塗っていきます。原則として細かい部分から塗っていきます。厚塗りを避け、タレないように気をつけましょう。

床面の塗装

先に板のすき間を塗ります。狭い隙間は、ハケを寝かせて毛先を差し込んで塗ってください。ベンダーを使用するとしっかりと隙間に塗料が入り、大変便利です。そのた雨どい部分やフェンスの際など細かい部分から先に刷毛を使って塗っていきましょう。

次に板の表面を塗装します。木目に沿って木に吸い込ませるように塗っていきましょう。表面にしみ込まなかった塗料が残らないようにハケで塗り広げていきましょう。

ワンポイント

広い面はコテバケを使うと便利です。コテバケは広い部分を効率的に塗ることができます。また、塗りムラになりにくいのでおすすめです。ただし塗る面に凹凸がある場合は適しません。

木口の塗装

他の面と比べ雨が木の内部にしみ込みやすく、傷みの原因になってしまうので、たっぷりしみ込ませるように塗り保護してください。

2回目の塗装

1回目の塗装後、2時間(冬期は4時間)以上あけて同じ手順で塗っていきます。乾燥前に床面を歩いてしまったり、重いものを置いたりするのは控えましょう。

4.あとしまつ

養生の撤去

マスキングテープ、マスカーをはがします。マスキングテープは、塗料が乾く前にはがしてください。床面 に敷いた新聞紙等は汚れている面を内側にして丸めて 捨てると周りを汚さずに処理できます。

用具の手入れ

ハケに残った塗料を古新聞やボロ布で落とし、乾く前に 石けん水でよく洗った後充分に水ですすいで、陰干ししてください。ハケの手入れは乾燥する前に行ってください。乾燥するとハケの毛が固まって使用できなくなってしまいます。

5.完成

Before

After

ウッドデッキ塗装の費用の目安

いかがでしたか?ウッドデッキの塗装は、DIYでもそれほど難しくない!自分でもやれる!と感じて頂けましたでしょうか?DIYで塗装メンテナンスができれば、愛着も更にわきますし、コストも抑えることができます。例えばタタミ6畳ほどのウッドデッキの大きさであれば、塗料代だけで7,000円程のコストで仕上げることができます。ぜひチャレンジしてみて下さい。

↓↓↓こちらも参考にしてください

(塗装手順書に遷移します)