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一般的な「ペンキ」は木に塗装した場合、木の表面にペンキの膜(塗膜)を作る為、木目も覆い隠してしまいますが、木目の風合いを活かしたまま仕上げることができる塗料が木部保護ステインです。

今回はこの木部保護ステインについてお話していきたいと思います。

 

教えてくれる人

塗料メーカーアトムハウスペイント社員 「Kawakami
元溶接工からDIYSHOPの店長を経て、現在メーカー勤務2年目の社員です。
私の経験談も交えながら、“モノづくりの楽しさ“と“塗料の知識”を
共有していくBLOGです。

 

木部保護ステインの特長

改めて木部保護ステインについてですが、木部に浸透して、保護、着色、その他の機能を付与できる塗料です。

屋外に使用できるものは、木が害虫やカビ、菌などによって腐らないように、防虫剤や防カビ剤が含まれているのが一般的です。表面に塗膜を作りませんので、木の風合いも損なわずに仕上げることができます。

一般的なペンキを塗装するよりも、作業が簡単と感じる方が多いようです。

ウッドデッキにローラーでステイン

水性ステインと油性ステインの違い

・油性木部保護ステインの特徴は、サラサラして塗りやすく、木にしみ込む力が強いことです。ただし溶剤臭が強く、屋外でも周囲に臭いが広がる為、使用する際はその点注意が必要です。

・水性木部保護ステインの特徴は、においも少なく、塗装用具も水で洗うことができ、楽に作業ができる点です。発色も良く、カラーバリエーションも豊富です。

水性だから屋外のウッドデッキやラティスフェンスなどには不向きでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、塗料が乾いてしまえば全く問題はありません。

ステイン塗料に刷毛

自然原料からできた木部用ステインについて

ペットやお子様がいらっしゃるご家庭や手に触れることが多い室内の木部塗装には、より安心・安全な自然原料からできたステイン塗料もあります。

用途に応じて選ぶと良いでしょう。

赤ちゃんの手

おすすめの選び方

屋外のウッドデッキやフェンスなどは木を害虫や、腐朽菌、紫外線から守る機能を備えた、屋外用木部ステインが良いでしょう。

また屋外でもガーデンファニチャーなど手に触れる機会が多い部位や室内の塗装で、安心な塗料をお求めの場合は、自然原料からできたステインがおすすめです。

塗装前の木部ベンチ

おすすめの木部保護ステイン

1,アトムハウスペイント 屋外木部保護ステイン ウッドエバープロテクト

シリコンアクリル樹脂という耐久性の良い樹脂を使用し、更に塗料と木材の大敵である紫外線に対応するため、紫外線劣化防止剤(HALS)紫外線吸収剤を配合。防虫・防かびに対しても効果があり、木部を長持ちさせます。

またカラーバリエーションに特徴があり、環境になじみやすい色、オールドテイストな色など色を選ぶのが楽しくなるステインです。発色も良く、古い木部に塗ってもしっかり色が付き、ガーデンリフォームにおすすめです。

ウッドデッキにステインの缶  

 

 

 

2,アトムハウスペイント 水性自然カラー

植物原料からできた、安全性の高い木部着色ステインです。木材に良く浸透し、劣化、変色を防止し、木部を保護します。食品衛生法(玩具の基準)に適合していますので、お子様が触れる箇所などにはおすすめです。

ガーデンベンチの手すり部分など、手に触れる箇所など用途に合わせて使い分けるのも良いでしょう。

ただし、屋外に使用する場合、安全性を優先するため、木を守る薬剤などは使用していない為、耐久性を要する箇所には前述の屋外木部保護ステイン・ウッドエバープロテクトを選ぶ方がよいでしょう。

水性自然カラー製品 水性自然カラー塗装シーン

 

 

3,アトムハウスペイント 水性自然カラージェル

ジェルタイプの水性自然塗料で、ハケを使わずに、布やスポンジで塗り広げるだけで手軽に塗れるステインです。色ムラ、塗り継ぎムラが少なく、ペイント初心者の方でも手軽に使える今人気の商品です。

自然カラージェル 自然カラージェル塗装

 

 

木部保護ステインを塗る際の注意点

木部保護ステインは、木部に浸透する塗料です。ですので、既に表面に塗膜(被膜)を作っているペンキ、ニス、ワックス等が塗られている場合には、すべて取り除いてからでないと塗ることができません。

既存の塗膜(被膜)が除去できない場合は、木部保護ステインは使わず、ペンキ等を使用しましょう。

まとめ

いかがでしたか?木部保護ステインも、耐候性や防虫・防腐効果などの機能性の高いものから、より安全性の高いものまで、様々なものがあることがわかりました。

用途に合わせて選んだり、色から選んだり、お好みの木部保護ステイン塗料を選んで、DIYペイントをお楽しみください。