カラーオーダーできるペンキ【アトムハウスペイント 水性多用途塗料 フリーコート】と貼ってはがせる塗装下地用テープ【ペインタブルテープ】の最強タッグでカラーボックスをリメイクする方法をご紹介いたします。
ホームセンターなどでリーズナブルに手に入る”カラーボックス”。リビングや子供部屋に活躍しますね。でも色が少なく、「欲しい色がない」と思われている方!ぜひこのブログをお読みいただき、カラボリメイクにチャレンジしてみて下さい。
教えてくれる人
塗料メーカーアトムハウスペイント社員 「Kawakami」
元溶接工からDIYSHOPの店長を経て、現在メーカー勤務2年目の社員です。
私の経験談も交えながら、“モノづくりの楽しさ“と“塗料の知識”を
共有していくBLOGです。
目次
カラーボックスはそのまま塗装できるのか?!
最近のカラーボックスは、表面に傷が付きにくい素材を使用しているものが多くなってきました。それらの素材は、塗料自体もはじいてしまい、直接塗ることができません。
まずは目立たない棚板の裏などで試し塗りをして、確認をしましょう。
写真のように塗ってすぐはじくものや塗れていると思っても、指で触ると塗料がはがれるものは直接塗ることができません。
こういった場合、まずは#240程度のサンドペーパーで目荒らしをし、再度試し塗りをしてみましょう。
それでも塗料が付かない場合は、市販の万能プライマーなどを下塗りする必要があるのですが、最近のカラーボックスは、万能プライマーでも歯が立たない素材のものも多くなっています。
今回は、サンドペーパーでの目荒らしも不要、もちろん万能プライマーも不要で塗装ができるペインタブルテープを使用してカラーボックスの塗装リメイクに挑戦してみましたので、ご紹介します。
貼ってはがせる塗装下地用テープ【ペインタブルテープ】とは?
カモ井加工紙株式会社さんのペインタブルテープ mt casa paintabletape は、壁紙に貼って塗ってまた剥がせる塗装下地に使用できる幅広のマスキングテープです。賃貸のお部屋などのデコレーションの強い味方ですね。
今回はこの塗装下地テープをカラーボックスに応用して、塗装リメイクに挑戦してみました。
カラーボックスの塗装リメイクにおすすめの塗料
今回使用した塗料は、アトムハウスペイント 水性多用途塗料 フリーコートです。
水性で扱いやすく、においも気になりません。
また落ち着いたツヤで家具のリメイクには最適です。ツヤありの塗料ですと照明の光などが反射してしまい、お部屋の中では落ち着かなくなってしまいます。またツヤ消し塗料ですと手アカなどが付きやすく、汚れが目立ってしまうことがありますので、家具の塗装には落ち着いたツヤの水性塗料がおすすめです。
更にフリーコートは標準色45色に加え、267色からお好みの色をオーダーメイドで1缶から注文できるペンキです。きっとお好きな色が見つかると思います。
今回はカラーオーダーで調色した0007番、0061番の2色を使用しました。
フリーコートをお求めの方はこちら↓
カラーボックスの塗装リメイクに必要な道具
先程ご紹介したペインタブルテープのほかに、
・マスカー
・ミニローラー
・ローラー受け皿
・カッター
・壁押さえローラーなど
おすすめのミニローラー【PIA ミニ丸】
今回使用したローラーは、ピーアイエー株式会社のミニローラー【ミニ丸】。刷毛感覚で手軽に塗装作業ができ、軽いので女性にも扱いやすいローラーです。最近人気のある商品です。
カラーボックスの塗装リメイクの手順
STEP:1ペインタブルテープを貼る
カラーボックスを組み立てる前に、ペインタブルテープをしっかり貼り付けます。最初にテープを引き出してから貼ると貼りやすかったです。棚板も側板も前面に来る木口も貼りましょう。
最初あまり気にせず貼ったものに塗装したところ、ペインタブルテープが浮いて空気が入ったり、しわが寄ったりして見た目が悪くなってしまいました。
そこで壁紙を貼る時に使う壁おさえローラーやいらない木にウエスを巻いたものでしっかりと貼り付けました。
STEP:2ペイント・塗装作業
*事前にテーブル等はマスカーで養生をします。
ローラー受け皿に塗料を移す前に、ビニール袋をかぶせておくと、色を変える時や、後始末が楽ですので、試してみて下さい。
塗料を移します。
ミニローラーで塗装します。
乾燥と塗装を繰り返しながら表、裏、木口を塗装します。ミニローラー軽くてがとても使いやすく、楽に作業ができました。
STEP:3組み立てる
塗料が乾いたら、カラーボックスを組み立てます。
完成~再リメイク
完成しました!!今回チョイスした色は、【センスの良い子供部屋に合う色】がテーマ。配色もバッチリ決まりました。
色に飽きたらこの上から違う色の塗料を2~3回まででしたら塗ることもできます。またテープをはがせば元どおりになる所も大きなポイントです。
ただし、はがす時は勢いよくはがすと、下地まではがれてしまいましたので、ゆっくりはがすようにしてください。
最後に・・・
いかがでしたか?今回使用した貼ってはがせる塗装下地ペインタブルテープとカラーオーダーでお好きな色を選べるフリーコートの組み合わせは、リメイクDIYにとても相性の良い組み合わせだと思いました。カラボリメイクが上手くいったので、次はこの組み合わせで、壁のリノベーションに挑戦してみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。