木部保護塗料は、木材を保護し、長持ちさせるために欠かせないものです。
しかし、一般的な木部保護塗料は茶系の色が多く、デザインの幅が限られてしまうことが多いです。
今回ご紹介する塗料は、豊富なカラーバリエーションを持ち、DIY愛好者の皆さんに新しい選択肢を提供します。
教えてくれる人
塗料メーカーアトムハウスペイント社員 「Kawakami」
元溶接工からDIYSHOPの店長を経て、現在メーカー勤務2年目の社員です。
私の経験談も交えながら、“モノづくりの楽しさ“と“塗料の知識”を
共有していくBLOGです。
目次
木部保護塗料の基本とその役割
木部保護塗料とは、木材を紫外線や湿気、カビ、腐朽菌、害虫などから守る塗料です。
一般的にステインタイプが主流で、木目を活かす仕上りが特徴です。
ウッドデッキや木製フェンス、ガーデンファニチャーをはじめとする屋外木部から、家具、建具など幅広い用途で活用されています。
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色のバリエーションが豊富な木部保護塗料の魅力
一般的な木部保護塗料のカラー展開
従来の木部保護塗料は、自然な風合いを生かすために、木の色に近い茶系のカラーバリエーションが中心でした。
しかし近年、屋外の外壁、サイディングなどに合わせたコーディネイトを楽しみたいユーザーも多くなり、茶系だけではデザインの幅が狭くなってしまっているようです。
豊富なカラーがもたらすメリット
豊富なカラーバリエーションを持つ木部保護塗料は、インテリアやエクステリアのデザインに多様性を持たせることができます。
個性的なデザインを楽しみたいDIY愛好者にはカラーの選択肢が多い方がよいですね。
また、水性多用途塗料などのほかの塗料の色と組み合わせても、デザインの幅が広がります。
その際はベースとなる茶系のバリエーションも幅がある塗料だとより楽しめますね。
カラーバリエーションが豊富なおすすめの木部保護塗料
水性屋外木部保護ステイン ウッドエバープロテクト
特長:強い着色力
耐久性の良いシリコン樹脂を使用し、加えて、紫外線劣化防止剤(HALS)、紫外線吸収剤を配合し、色褪せ防止、木材を紫外線からガードします。
着色力、下地を覆い隠す力が強いので、劣化した木材にも力を発揮し、リフォーム、塗りなおしにペイントに最適です。
カラーバリエーションは全15色。茶系以外のからバリエーションも豊富で、建物の外観にもなじみやすいカラーが揃っています。
仕様
水性:2回塗り
乾燥時間:夏期/約1時間、冬期/2~3時間
うすめ液:不要 用具の洗浄:水
塗り面積
0.2L・・・1.1~1.7㎡(タタミ約0.8枚分)/全15色
0.7L・・・4~6㎡(タタミ約3枚分)/全15色
1.6L・・・9~13㎡(タタミ約7枚分)/全15色
3L・・・19~23㎡(タタミ約13枚分)/全15色
7L ・・・40~60㎡(タタミ約30枚分)/全5色
14L ・・・80~120㎡(タタミ約60枚分)/5色
カラーバリエーション:色見本
木部保護塗料でベースとなる茶系のバリエーションだけでも8色。
はっきりした明るい茶系から、オールド系の茶色まで選択肢は豊富。
茶系以外のバリエーションも、ガーデンシーンに使用しても邪魔にならない7色のバリエーションの中から選ぶことができます。
水性屋外木部保護ステイン ウッドエバープロテクトのおすすめカラー
ナチュラルホワイト(白)
木部保護ステイン系の白は下地の影響を受けやすく、白色がきれいに発色しないものがありますが、ウッドエバープロテクトのナチュラルホワイトは、着色力が強く、白色がきれいに発色します。
オールドカラー3色【シャドーグレー】【オールドブラウン】【オールドグリーン】
杉材に塗ると古材のような風合いに仕上がる人気の3色です。汚しを入れて更に風合いを出して楽しめるカラーです。
デニムブルー
イングリッシュガーデンのようなイメージでお庭を仕立てている方や、多肉植物を楽しまれている方々に人気のある色です。
水性木部保護塗料の色の配色例と作例
ここでは、先程ご紹介した、ウッドエバープロテクトを使った配色例と作例をご紹介します。
【オールドレッド+ブラックグリーン】
【チャコールブラウン+ブラックブルー】
【オールナット+ブラックグリーン】
【デニムブルー+ナチュラルホワイト+ライトオーク】
まとめ
豊富なカラーバリエーションを持つ木部保護塗料は、DIYユーザーの様々なニーズに対応でき、デザインの幅を広げることができます。
色選びの自由度を活かし、ぜひ自分らしいデザインをお楽しみください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。