「家の門扉やフェンスに茶色のサビが出てきた……」「ベランダの手すりの塗装がポロポロ剥がれて見た目が悪い……」 そんなお悩みはありませんか?
実は、鉄の部分(鉄部)のサビは、見た目が悪いだけではありません。
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放っておくと、サビが鉄の奥深くまで進み、最終的には穴が空いたり、ボロボロに崩れてしまったりすることもあるのです。
そうなると、業者さんに頼んで大がかりな修理が必要になり、費用もかさんでしまいます。
でも、大丈夫です!早めに自分でお手入れ(塗装)をすれば、大切なお家を長く守ることができます。
「難しそう……」と思うかもしれませんが、コツさえ掴めば初心者さんでも驚くほど綺麗に仕上がります。
今回は、実際に屋上のフェンスを塗装した実例を交えて鉄部塗装のステップを分かりやすく解説します!
目次
1,スケジュールを決めましょう
以下の工程を参考にして、作業人員、スケジュールを決めましょう。
下塗りのさび止め塗料、上塗りの塗料の塗り重ね可能時間も忘れずに確保します。
| 工程 | 塗り重ね可能時間
(23℃) |
|
| 1日目 | 下地処理 | |
| 養生 | ||
| 下塗り | 3時間以上 | |
| 2日目 | 上塗り1回目 | 4時間以上 |
| 上塗り2回目 | ||
| 後始末 | ||
失敗しないための大切なポイント
★ ポイント:天気選びが成功の鍵! 屋外での塗装は「晴れていて、風が強すぎない日」に行いましょう。
雨の日や湿気が多い日は、塗料が乾きにくかったり、仕上がりが曇ってしまったりすることがあります。
2,使用する道具の準備
下地処理
ウエス、サンドペーパー、皮スキ、ワイヤーブラシ
※ディスクグラインダーなどの電動工具があると便利です。
養生
マスキングテープ、マスカー
塗装用具
刷毛、ミニローラー、かくはん棒
3,錆落としがポイント!下地処理
汚れの除去
ホコリやコケなどの汚れ、油分、古くなって粉っぽくなった表面は、タワシや雑巾などで汚れを落としてください。
手すりや門扉など人の手が触れる箇所は手の脂が付いていることが多いです。
ペイントうすめ液を含ませたウエスなどで良く拭き取ってください。
ケレン作業(古い塗膜の除去、さび落とし)

はがれかかっている古い塗膜は皮スキ等で可能な限り削ぎ落し、#180程度のサンドペーパーで平らにしてください。
※しっかり付着している古い塗膜は落とさなくても問題ありませんが、塗料の密着を良くするために、#320程度のサンドペーパーで目荒らしをしておきましょう。
錆が発生している場合は、ワイヤーブラシや皮スキなどで削り落とし、#180程度のサンドペーパーをかけて、完全に取り除いてください。
錆をよく落とさないで上から塗料を塗ってしまうと、錆の進行を遅らせる程度で、早い時期に錆が表面に出てきてしまいます。
サンドペーパーをかけた後の錆の粉もしっかり拭き取りましょう。
4,養生

塗りたくない部分や塗料が付着すると困る部分には必ずマスキングテープを貼ってください。
マスキングテープを貼る時は、きわの部分をしっかり押さえてください。また、マスキングテープは、幅の広いものをおすすめします。
床面にはマスカーを使用すると便利です。
5,塗料の準備
今回のフェンスの塗装には、下塗にアトムハウスペイント 水性さび止・鉄部用(下塗りグレー)、上塗りにアトムハウスペイント オールマイティネオ(ネイビーブルー)を使用しました。
塗料は中身をよくかき混ぜてから使用しましょう。

フタを開ける前に容器を逆さにして振り、フタに手をそえてマイナスドライバーなどでフタを開け、底にドロッとした固まりがなくなるまでヘラなどで充分にかき混ぜてください。
また塗料をハンディカップなどに小分けすると、作業性が上がります。
6,錆止め塗料の塗装(下塗り)

錆を落とした部分にさび止め塗料を塗装します。
古い塗膜がしっかりついている個所は、錆止め塗料の塗装は必要ありません。
錆止め塗料を塗った後は十分に乾燥が必要です。
今回使用したアトムハウスペイント 水性さび止・鉄部用下塗グレーの上塗り可能時間(錆止め塗装後から上塗りまでの間隔)の目安は、通常の気温(気温23℃、湿度60%)で3時間以上、気温が低い冬期は6時間以上乾燥が必要です。
ここで一つポイント!
一般的なさび止め塗料は必ず上塗り塗料が必要ですが、「水性さび止・鉄部用」なら錆の上から直接塗れて、下塗り・上塗りを兼ねることができます。
しかも乾燥が速い水性なので作業時間も短縮できます。
↓↓↓「水性さび止・鉄部用」を使用した塗装事例の記事も併せてご覧ください↓↓↓
7,上塗り塗料を塗る
塗りにくい箇所を先に塗りましょう。
今回のフェンスのようにパイプ形状の裏側などを塗装する際は、ミニローラーを使うと便利です。

ハケに塗料をつけすぎるとタレやすくなりますので注意が必要です。
広い面は最後に塗ってきれいに仕上げましょう。比較的広い面は、スジカイバケでならしながら塗って広げていきましょう。
ハケについた塗料が切れないうちにつけ足していくとスムーズに塗装ができます。
塗装を長持ちさせるためのポイント!
今回使用したアトムハウスペイント オールマイティネオは通常1回塗りですが、鉄部に塗装する場合は、2回塗りをおすすめします。
上塗り1回塗りの場合塗りムラによって塗膜のうすい場所が生じてしまい、本来のさび止め効果が得られにくい場合があります。
2回塗りする事で塗膜が2層になり、より強力にさびを防ぐことができます。また必然的に塗膜の耐久性も上がります。
失敗しないための大切なポイント
★ 半乾きの時に塗り重ねるとベタついて表面に凸凹ができてしまうことがあります。
気になっても乾燥してから補修塗りをしましょう。
8,あとしまつ
養生の撤去
マスキングテープは、乾く前にはがします。
乾燥した後ではがすとマスキングテープと一緒に塗膜がめくれてしまう恐れがあるためです。
塗膜がめくれてしまいそうなときは、境目に軽くカッターナイフで切れ目を入れてからはがしてください。
床面に敷いたマスカーも撤去します。
用具の洗浄
今回使用した塗料はどちらも水性タイプの塗料です。
使用した用具は水で洗い、乾燥させます。
まとめ:自分の手で、住まいをもっと美しく

鉄部の塗装は、単なる色塗りではありません。
あなたの大切な住まいをサビから守る、大切な「メンテナンス」です。
「自分で塗ったフェンス」は、見るたびに愛着がわくものです。
難しく考えず、まずは小さな手すりからチャレンジしてみませんか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
屋外鉄部の塗装手順書(PDF)も併せてご利用ください。↓↓↓
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