既に雨漏りが発生している箇所の防水はできません。その場合は塗装をせず専門業者へ相談してください。

●新規コンクリート・モルタルを打設した場合は打設後4週間以上経ってから塗装に入ってください。

水性防水塗料を塗る簡単な工程はこちらの通りです。

下地処理

下塗り

中塗り

上塗り

-下地処理-

水洗い

デッキブラシや高圧洗浄機を使用して
苔や藻などの汚れを洗い流し、しっかり乾燥させてください。

下地処理

剥がれかかったモルタルや旧塗膜は、皮スキなどで除去します。

ひび割れの処理

ひび割れは、ノンブリードタイプのウレタンコーキングで補修します。

ノンブリードタイプのウレタンコーキング
・・・補修後は24時間以上乾燥させます。

-下塗り-

水性防水塗料専用下塗剤セット

1回塗り

または

ウレタンプライマー

1回塗り

下塗りの塗布

下地の種類によって、下塗剤の種類が異なります。
下地を確認して下地に合った工程で施工してください。

コンクリートモルタル・砂付きルーフィングの場合
ウレタン防水面・塩ビシート面の場合
既存塗膜防水・合成ゴムシート防水・FRP防水面への塗装の場合

-中塗り-

水性防水塗料

3回塗り

塗料をあける

大きな缶は天面を切って、塗料をよくかき混ぜてください。
うすめずに使用します。

中塗り塗料を塗る

塗りにくい所は刷毛で塗装しましょう。
広い面は中毛ローラーで塗装します。

天面を切る

中塗り・上塗りの塗料はご使用前に缶の底からヘラ等で充分にかき混ぜてから使用してください。
8kgや16kgのサイズの場合は缶の天面を缶切りで開けてから充分にかき混ぜてください。

塗布量の目安

中塗り2、3回目はこの位を目安にたっぷりと塗っていきます。

中塗り乾燥の目安

1回目は1時間、2〜3回目は2時間以上(23℃時)

-上塗り-

水性防水塗料専用遮熱トップコート

遮熱トップコート専用防滑材

2回塗り

防滑材を混入

トップコートに専用防滑材を全量入れてよくかき混ぜ、うすめずに使用します。

トップコートを塗る

コーナーや塗りにくい所はハケを使い、広い所はローラーバケで均一に塗装し ます。乾燥後に2回目を塗装してくだ さい。

遮熱トップコート専用 防滑材

防滑材混入の目安
  • トップコート1.5kg→防滑材30g
  • トップコート3kg→防滑材60g
上塗り乾燥の目安
  • 2時間以上(23℃時)
降雨の事前確認

トップコート塗装時は翌日の降雨が無いことを事前に確認してください。
塗装翌日に降雨がありますとひび割れの発生やはがれの原因となります。

-完成-