意外と知らない

スプレーペイントの使い方

スプレーといえば、ヘアスプレーや殺虫剤など、誰もが使ったことのある 身近なツールです。
塗料も同じで、スプレーペイントはボタンを押すだけで色を塗ることができる便利なアイテムです。

ただスプレーペイントの塗装にはいくつかコツがあり、そのポイントを押さえるだけで失敗なくきれいに仕上げることができます。

目次

必ずよく振りましょう

スプレーペイントは中に塗料と噴射剤が入っています。 特に長時間置かれたままのスプレーは塗料が底に沈殿していることがありますのでしっかり振って塗料をほぐしましょう。
かくはん玉が中に入っていますのでカチカチと30回位鳴るまで振るのが目安です

周りを養生しましょう

スプレーは霧状に噴射されますので、ミストが舞います。
周りの物に飛び散らないようにシートで覆ってください。
床面はもちろん周りの壁や車などもシートで覆ってください。

床面の養生
車や外壁の養生

20センチ位離して吹きましょう

スプレーは近づけて吹くと塗料が出過ぎてダレてしまいます。
20センチ位離してフワッと薄く何度かに分けて塗るのがコツです。

POINT

一度に出し過ぎず、薄くふわっと吹くイメージで何度か繰り返す

近づけて吹くと塗料が多く付き過ぎて、ダレてしまう

保存と捨て方

保存したい場合

使い残って保存したい時は、詰まりを防ぐために、容器を逆さにして数秒吹きます(逆さ吹き)。
またノズルの口先に付いた塗料はしっかり拭き取りましょう。

廃棄したい場合

必ず中身を使い切り、完全にガスを抜いてから捨ててください。 中身が残っている場合は新聞紙などに塗り拡げて使い切ってください

ガス抜き

最近ではガス抜きができるキャップがついているスプレーもたくさんあります。
今回はそのガス抜きキャップを使ってガスを抜いてみましょう。

必ず中身を使い切ってからスプレーボタンを取り外します。
キャップの中にティッシュを5〜6枚丸めて詰め、セロハンテープで固定します。

新聞紙などを敷いた上にキャップ天面を上向きにして置き、キャップ天面の穴にノズルを合わせ、缶を軽く押してキャップに固定します。シューという音と共にガスが抜けるので噴射音が消えてからさらに数分間そのまま放置します。

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